この記事の要点
「修正は2回まで」と書いていても、1回の指示でページ全体が変われば工数は守れません。回数だけでなく、無料修正の範囲と追加制作の条件を決めます。
回数より先に、1回の定義を決めます
修正指示が小分けに届く場合、メール1通を1回と数えるのか、まとめて受け取った一式を1回と数えるのかで認識が変わります。実務では、指定期限までにまとめて提出された修正指示一式を「1回」と定義すると説明しやすくなります。
記載例
修正は初稿提出後2回まで基本料金に含みます。各回の修正指示は、指定日までに一式へおまとめください。分割して届いたご指示は、追加の修正回として扱う場合がございます。
修正と追加制作を分けます
| 修正として扱う例 | 追加制作として扱う例 |
|---|---|
| 文言の微調整 | 構成や訴求軸の変更 |
| 色・余白の軽微な調整 | 初稿承認後の全面変更 |
| 支給画像の差し替え | 新規ページ・新規サイズ追加 |
| 誤字修正 | 原稿の大幅な書き直し |
変更量だけでなく、確定した前提をやり直すかどうかが境界になります。
追加料金は、発生前に確認を取ります
修正が終わってから請求すると、お客様には突然の追加費用に見えます。無料範囲を超えると分かった時点で、内容、金額、納期への影響を伝え、承認後に進めます。
事前確認の例
今回のご依頼は、当初の無料修正範囲を超えるため、追加対応として〇〇円をお願いしております。ご承認後に作業を開始し、〇月〇日までにご提出いたします。
追加料金の決め方は、案件に合わせます
方法は主に、1回ごとの定額、作業時間による精算、変更内容ごとの再見積もりです。軽微な修正が多い業務は時間精算、大幅変更が起こりやすい案件は再見積もりが向いています。
無料修正
2回まで
2回まで
追加修正
定額・時間
定額・時間
仕様変更
再見積もり
再見積もり
厳しい規約ではなく、判断しやすいルールを作ります
ルールの目的は追加料金を取ることだけではありません。お客様が「どこまでなら料金内か」を判断でき、制作側も説明に迷わない状態を作ることです。見積書、発注前のメール、契約書で同じ条件を伝えてください。
参考にした公開情報
各リンクは公開時点の参考情報です。料金や契約条件は、ご自身の業務内容と取引条件に合わせてご判断ください。
本記事は、見積もりと価格設計を検討するための一般的な情報です。個別案件の市場価格、利益、成約または法的有効性を保証するものではございません。契約・税務上の重要事項は、必要に応じて専門家へご確認ください。